オリンピック、インタビュー

メダル獲得後のインタビューで気になるのは、多くの競技者が「たくさんの応援が力になりました」的発言をしていること。本当にそうであったときもあるけれど、多くは口をついて出ただけのものだろう。プロ野球のヒーローインタビューではよく聞くものの、それは経営陣から少なからず強制された観客動員数を増やすためのプロ的発言であると思っていて、同じ台詞をオリンピックで聞くと突然現れるプロモーション発言にびっくりする。思うに、野球のヒーローインタビューが喜びのインタビューの語彙の辞書になっている。

それから北島選手の金メダル獲得後の「きもちい」発言がなんか気に入らなかったのだけど、ぼくの友達があのインタビューを「下品」だと言ってくれて、ぼくはなぜ気に入らなかったのかがはっきりしてとてもすっきりした。