リサイクルとダイエット

ため込んだ牛乳パック30枚を市役所に持って行って、トイレットペーパー2ロールと交換してもらって有意義なことをしたと満足した。でも、同時になにか虚しい気持ちもわいたね。つまり、この大量消費社会でいくら地道なリサイクル活動をしても意味がないということ。むしろそのリサイクル活動が大量消費という罪に対しての免罪符的役割を担うことで、本質的な問題を隠していること。ぼくの考える本質的な問題とは、好きなことが好きなときにすぐできるという今の日本の生活レベルを維持・存続させるために莫大なエネルギーが用いられていること。目に見える無駄遣いを減らすことだけでは解決にならない。リサイクル活動はダイエットと同じで身近な目的になるけど、問題の本質的な解決にはならない。